当院の診療理念
- 私たちは、歯科医療を通じて社会に貢献致します。
- 患者さんは、自宅へ来られたお客さまです。明るく礼儀正しいマナーで接します。
- 診療は、身内を治す気持ちで思いやりを持って行ないます。
- 患者さんに適した公平かつ平等な診療を心掛けます。
- 無痛・快適診療・計画診療・一口腔診療・能率診療・長持診療・予防診療・審美診療・節約診療・清潔診療
そしてトータルな経済診療を心掛けます。 - 医院の繁栄は、患者さんの感謝の気持ちです。そして、われわれ一人一人の責任と努力の結果です。
- 私たちは、自分の職場に一日一日意欲的に取組み、守備範囲を守り正確な仕事を行ないます。

理事長ごあいさつ
私達が目標としている歯科医療は、従来型の治療中心の歯科医療で終わるのではなく、その後のメインテナンスによって再治療を極力減らす事です。そして生涯ご自分の歯で食べて話して笑ってそれぞれの人生を楽しんで頂く事です。
具体的には、口腔内を清潔に保つだけではなく咬合のバランスを取ることにより全身への悪影響を減らしていきます。
また、幼少より健康な歯を保つことをサポートしていきます。そのため、歯ブラシが容易な口腔環境を作り出すために当院の矯正専門医や場合によってはインプラント専門医をご紹介致します。
以前と比べますと国民の皆様の口腔内への意識は格段に高くなっており、また少子化も伴いましてむし歯に悩むお子様もかなり減少しております。
高齢の方々にとっても食べる事は楽しみの一つであり、食べられる事は全身の健康を維持する近道であります。例えば、食べる事によって筋肉量が増え骨折等のリスクも減少致します。
つまり幼少のころより高齢の方々までそれぞれのライフステージに合わせた口腔内管理が必要となってまいります。私どもは、そのお手伝いができる事が楽しみでありその結果を皆様と共有できる事を願っております。

理事長 金子孝彦
当院の治療の流れ
痛い、噛めないなどの緊急を要する処置が終わってからは下記の流れになります。
1.診査
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お口の中の写真、レントゲン写真、ブロービング(歯周病の検査)、唾液検査(この唾液検査のみ保険適用外となるため¥3,000【税込】かかります)
※唾液検査とはむし歯のかかりやすさかかりにくさを判定するために、むし歯菌の数と唾液の力を検査するものです。
2.治療計画説明
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診査結果の説明とこれからの治療計画を相談します。
3.歯科衛生士による
口腔衛生指導
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4.歯科衛生士による
歯石除去および
クリーニング
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むし歯と歯周病の大きな原因は細菌の塊である歯垢です。そのためただむし歯の修復治療(削る、つめる、かぶせる)や歯周病の手術をしても病気を治したことになりません。こうした治療は、対症療法(症状に対する一時しのぎの治療)にすぎないのです。
そのため、当院ではみなさんが治療のためにつかわれている時間と費用が無駄にならぬよう、原因を取り除くことを優先させた治療をおこなわせていただきます。
痛みの除去などの緊急処置終了後は、お口の検査と歯科衛生士により歯磨き指導および歯垢・歯石の除去治療を受けていただきます。これらの処置なしにはお口の健康を守っていくことはできないのです。
5.歯科医師による
むし歯と歯周病の治療
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最新かつ的確な技術を用いて、みなさんのお口の中にとって最適と考えられる治療を致します。
6.メインテナンス
できるだけ長い期間、お口の中の健康を維持していきたいと考えられる方のサポートも私たちがとても大切にしている治療です。定期的に歯磨き・生活習慣のチェックとお口のクリーニングを行っていきます。
みなさんに上手に歯科医院を利用していただきたいと考えています。
お口の中の危険度により、1ヶ月~6ヶ月毎に来院していただき、定期健診とクリーニングを行います。
歯科衛生士が担当する歯周病の治療や定期健診とクリーニングをきちんと行うためには、45分~60分程度の診療時間が必要です。
予約時間を守っていただくこと、また遅れたり、キャンセルされる場合はなるべく早めのご連絡をお願いします。
メインテナンスの目的
- 疾患の発症を予防する。
- 疾患の発症をできるかぎり少なくする。
- 疾患の再発、発現を早期発見、早期対応または治療する。
予防法について
だ液検査を受けましょう
患者、歯科医師、歯科衛生士の三者が互いに協力して予防プログラムを行えば、むし歯や歯周病になっていない歯は、そのまま健康な歯として一生持たせる事ができ、むし歯や歯周病になってしまっている歯は、治療後に再発することがないよう管理を徹底してゆく、そのような事で一生大切に自分の歯を使う事ができます。
一言でいえば、感染症です。
むし歯も歯周病も、細菌がいるから起こるわけです。細菌感染ですから、人から人へだ液を介して感染します。特に、母子感染。家族間感染をするものであるという認識が必要です。したがって感染症であるからには、感染をコントロールすることによって疾患の治療や予防が可能であるということです。
だ液検査で何がわかる?
だ液検査であなたの本当のむし歯の原因がわかります。
むし歯の原因は主に次の3つです。
- あなたのむし歯の数
- あなたの食事の習慣
- あなたの歯を守る力
これらの要因をだ液で検査するのがだ液検査なのです。予防先進国のスウェーデンやフィンランドで開発、普及している検査です。
原因が違えば、予防法も違います。
むし歯の原因の組み合わせは人それぞれ。毎日は磨きをしていてもむし歯になる人とならない人がいるのはそのためです。
検査は簡単・短時間、もちろん痛くありません。
はじめに
イスにリラックスして腰掛けた状態で、味のついていないガムをかみながら、静かにだ液を出します。(5分間)
≪検査1≫
あなたのだ液の量を量ります。
だ液が多く出ると
- 口の中の食べ物を早く洗い流します。
- 歯の質を強くします。
- 抗菌作用がはたらきます。
≪検査2≫
あなたのだ液の中和力を調べます。
食後の、歯がとけやすい環境からどれくらい早く通常の状態に戻るのかがわかります。
(検査用紙が5分後に何色になっているか調べます。)
≪検査3≫
あなたのむし歯の菌の数を調べます。
検査棒を舌にあて、だ液からむし歯菌を検出し、どんな菌が 多いのかを調べます。
だ液検査の結果で各個人の予防方法が決まってきます。
予防法の指導
検査の結果は次の来院時に、あなたに最適な予防法と共にお伝えします。
だ液検査を受けたあとは
あなたが実行しやすい、効果的なむし歯の予防方法をご提案します。
もし今、あなたがむし歯にやりやすかったとしても、これから先むし歯にならない可能性を大幅に高めることができます。
まず、できることからはじめましょう。
カリエス(むし歯)リスクのレーダーチャートの見方
それぞれの値が中心に集まるほどむし歯や歯周病のリスクが高いといえます。
予防プログラムでは、線が外側に来るよう改善する目標を立てます。

だ液検査によってむし歯菌の数がわかります
- ミュータンス菌:
- むし歯のきっかけを作る菌
- ラクトバチラス菌:
- むし歯を進行させる菌

年とともに歯が抜けるのは老化のひとつで当たり前のことでしょうか?

同年代でも、お口の状態は違います。
もし、老化で歯がなくなるのなら、すべての高齢者の方の歯がなくなっているはずです。
歯は本来人間の身体の中でも丈夫な器官です。適切なケア次第で一生涯使えるものです。しかし、早い時期に永久歯がむし歯になり、治療を受けるということを繰り返すことで歯の喪失は速まり、歯で苦労する生活を送ることになってしまいます。
予防歯科について
自分のお口の状態を ご存知ですか?
現在、歯や歯肉の健康はいかがですか?
むし歯や歯周病にかかっているとしたら、ご自分がそうなる原因がお分かりですか?
それを改善すれば、これらの疾患は予防できると思いますか?
「歯ブラシはきちんとしているのになぜ」と思っていませんか?
「自分は遺伝で歯が悪い」とあきらめていませんか?

