久喜・鷲宮の皆様へ|歯科治療は全身の治療。心筋梗塞やリウマチを遠ざける口腔ケアの重要性

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こんにちは。久喜市、鷲宮駅から徒歩1分の金子歯科医院・理事長の金子です。

久喜市にお住まいの皆様に昨年、越谷市の保険センターで行わさせて頂きました講演会のダイジェストの第3弾として、今回は「なぜ歯科治療が命を守ることに繋がるのか」という、歴史的・科学的な根拠についてお話しします。

1. 医学の父ヒポクラテスも知っていた「歯の重要性」

紀元前の医師ヒポクラテスは、すでに「歯の治療が全身の健康回復に繋がる」ことを確信していたと言われています。現代でもその考えは変わりません。むしろ、科学の進歩により、お口の中の「特定の菌」がどのように全身に悪さをし、命を奪うリスクとなるのかが具体的に解明されています。

2. 血管を傷つける「特定のミュータンス菌」の恐怖

虫歯菌として知られるミュータンス菌ですが、ある特定のタイプは血管の壁に付着し、脳出血のリスクを大幅に高めることが大阪大学の研究などで明らかになっています。また、歯周病菌が放出する毒素は血管を狭くし、動脈硬化や心筋梗塞、さらには脳卒中を引き起こす直接的な原因にもなり得るのです。

3. リウマチや認知症の改善にも歯科治療が有効

関節リウマチにお悩みの方にとって、歯科治療は心強い味方になります。歯周病治療を行うことで、リウマチの症状や炎症数値が改善したというデータが多く報告されています。また、近年注目されているアルツハイマー型認知症の原因物質の一つとしても歯周病菌が挙げられており、お口を綺麗に保つことが脳の健康維持にも繋がります。

4. 増下細管(ぞうげさいかん)という細菌の隠れ家

歯の内部には、非常に細い管(増下細管)が無数にあり、その長さを合わせると前歯で約3〜5km、奥歯では10kmにも達します。ここに細菌が入り込むと、一般的な治療では取り除くことが難しく、慢性的な炎症の元となります。だからこそ、細菌を入り込ませない「予防」と、徹底した「精密な治療」が必要なのです。

5. まとめ:歯科医師歴38年の知見を活かして

長年、久喜・鷲宮の地で診療を続けてきましたが、全身の病気とお口の状態がいかに密接か、日々実感しています。「ただの虫歯」「ちょっとした歯ぐきの腫れ」と放置せず、全身の健康管理の一環として当院をご利用ください。

本編動画では、ウサギを使った歴史的な実験なども詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

【動画はこちら】
越谷市市民向け講演会 パート3(心疾患・認知症・リウマチと歯周病)