2026/04/02
こんにちは、久喜市の金子歯科医院の金子です。前回は「市販品と歯科医院製(カスタムメイド)の違い」についてお話ししました。今回はさらに踏み込んで、競技によって異なるマウスガードの役割と、当院での設計のこだわりをご紹介します。
1. コンタクトスポーツ(ラグビー・格闘技・アメリカンフットボールなど)
激しい衝突が予想されるコンタクトスポーツでは、衝撃吸収を最優先に考えた「厚め」の設計を行います。
前歯への直接的な打撃だけでなく、下の歯が突き上げられて起こる顎の骨折や脳震盪(のうしんとう)のリスクを最小限に抑えるため、咬合面(噛み合わせの面)の厚みを精密に調整します。義務化されている競技も多いため、基準を満たしつつ最も動きやすい形状を目指します。
2. 球技・ノンコンタクトスポーツ(野球・バスケットボール・サッカーなど)
意外と忘れがちなのが、ボールや肘が不意に当たるリスクがある球技です。これらは「薄め」かつ「高強度」な設計が好まれます。
特に野球やバスケットボールでは、指示出しやコミュニケーションが頻繁に行われるため、喋りやすさを重視したスリムな形状に仕上げます。不意の衝突から歯を守りつつ、プレーを妨げない軽快さが求められます。
3. パワー系・個人競技(ウェイトリフティング・ゴルフ・ジムなど)
「接触がないのになぜ?」と思われるかもしれませんが、実は食いしばりによる「歯の摩耗」や「顎関節への負担」を防ぐために非常に有効です。
重いものを持ち上げる時やショットの瞬間にグッと噛み締めることで、体幹が安定し、パフォーマンスが向上する効果も期待できます。歯を守るだけでなく、自分の力を100%引き出すための「精密な道具」としての側面が強くなります。
当院のこだわり:一人ひとりの「プレースタイル」に合わせる
同じラグビー選手でも、フォワードとバックスでは役割が異なり、求められるマウスガードの感覚も違います。当院ではスポーツ歯科の視点から、ポジションや個人の好みをしっかりヒアリングして製作いたします。
久喜市や近隣の市町村で、部活動や趣味のスポーツを本気で楽しんでいる皆様、ぜひ「自分専用のギア」を手に入れてみませんか?検診を兼ねてのご相談も大歓迎です。
0480-59-0481