2026/06/13
先日、久喜市にお住まいの皆様へお知らせです。 6月7日日曜日に越谷保健センターにの越谷健康フェスタにて「むし歯・歯周病・口腔フレイル」をテーマにお話しさせていただきました。
会場にて、ご参加の方から「食事のあと、歯磨きはいつ始めるのが良いのですか?」という非常に大切なご質問をいただきました。その際、私は唾液の再石灰化作用や酸による歯の脱灰のリスクを考慮しお答えしましたが、その後、改めて日本小児歯科学会や日本歯科保存学会が推奨する最新の知見と照らし合わせましたので、この場を借りて補足と修正をさせていただきます。
1. 基本は「食後すぐ」の歯磨きが推奨されています
現在の歯科医学において、むし歯予防の観点からは「食後すぐの歯磨き」が最も効率的であるとされています。食事の直後に歯を磨くことで、むし歯の原因となる細菌が酸を作り出す時間を最小限に抑えることができるからです。
2. 注意が必要なケース(酸性の強い食事をした場合)
一方で、炭酸飲料、酢、柑橘類など、酸性の強い飲食物を摂取した直後は、歯の表面が一時的に柔らかくなる(脱灰する)ことがあります。この状態で強く磨くと、歯面を傷つけてしまう懸念があるのも事実です。
3. 推奨されるケアのステップ
学会の推奨と、歯を守るための配慮を両立させるために、以下の方法をおすすめいたします。
- 基本:食事が終わったら、できるだけ早く歯を磨きましょう。
- 酸性の強いものを食べた場合:まずはお水でよくお口をゆすいでから、優しく丁寧に歯磨きを行ってください。
今回の講話でお伝えした内容を一部修正させていただきましたが、皆様のお口の健康を第一に考えた上での情報更新となります。
皆様のお口の状態は、それぞれ異なります。もし「自分の場合はどうするのがベストなの?」と疑問に思われた方は、ぜひ検診の際にお気軽にご相談ください。一人ひとりに合わせた最適なケアをご提案させていただきます。
医療法人孝英会 金子歯科医院 理事長 金子孝彦
0480-59-0481