2026/09/07
「うちの子、いつも口が開いている気がする」「食べるのが遅い、よく丸のみしている」——そんな様子に心当たりはありませんか。実はそれ、「口腔機能発達不全症」という、れっきとした診断名がつく状態かもしれません。
口腔機能発達不全症とは
「食べる」「話す」「呼吸する」というお口の基本的な機能が、年齢相応にきちんと発達していない状態を指します。2018年の保険診療改定で正式に位置づけられた、比較的新しい概念です。「病気」というより「発達の遅れ・偏り」に近く、早めに気づいて対応すれば改善が期待できるのが特徴です。
こんなサインはありませんか
以下のうち、いくつか当てはまるものがあれば、一度チェックしてみてください。
- 食事のときによく噛まず、丸のみしてしまう
- 気づくと口をポカンと開けている(お口ポカン)
- 普段から口呼吸になっている
- 発音がはっきりせず、滑舌が気になる
- 硬いものや繊維質のものを嫌がる、好き嫌いが多い
- 姿勢が崩れやすい、猫背が気になる
放っておくとどうなるか
お口の機能の乱れは、歯並び・かみ合わせの乱れだけにとどまりません。口呼吸が続くことで風邪をひきやすくなったり、姿勢や集中力にも影響が出たりすることが分かってきています。「そのうち治るだろう」と様子を見ているうちに、癖として定着してしまうケースも少なくありません。
当院でできること
金子歯科医院では、スポーツ歯科・小児歯科の視点から、かみ合わせのチェックだけでなく、お口まわりの筋肉を育てるトレーニング(口腔機能訓練)を取り入れたサポートを行っています。「気にはなるけれど、どこに相談すればいいか分からなかった」という方も、まずは健診の際に気軽にお声がけください。
新学期が始まるこの時期は、お子さんの様子を見直す良い機会です。少しでも気になるサインがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
0480-59-0481